反応点治療とは?
Wikipediaには
「東洋医学(とうよういがく)とは、東洋起源の伝統医学を指す。
東洋が指す範囲が多様であるように、東洋医学に含まれる範囲も一様ではなく、文脈・視点によって異なる。現在日本の伝統医学業界では、古典医学書に基づく薬物療法・漢方医学と、経穴などを鍼や灸で刺激する物理療法・鍼灸医学、両者を合わせて東洋医学と呼んでいる」
とあります。
一般的には、東洋医学と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、ツボでしょうか?
ツボは痛いところや違和感のあるところに自然に手がいって触れているうちに症状が緩和された経験が元となって、いわゆる手当てとして発見されたという説があります。
学術的には体に伝達される感覚の連なりから体に縦の流れを見いだし、経脈として発見されたと考えられ、ツボは後からわかったものと考えるようです。
ツボや経脈だけでなく、陰陽の法則や臓腑(内臓)や気血、脈、弁証などいくつもの概念があります。
さまざまな考え方や治療法があり、また治療家の個人差も大きく影響していきます。
反応点治療は、むしろシンプルで西洋医学を取り入れた考え方をしています。
それは、自律神経が教えてくれる見えない世界です。
丨
自律神経が教えてくれる見えない世界とは?
体の中は見えません。
レントゲンやCT、MRIなどでわかる場合もありますが、そこに映し出されなければ、痛みや不具合があっても、原因不明となることがあります。
しかし、不具合があるということは何かが異常です。
異常があると自律神経の交感神経が興奮して、治そうと働きます。
その興奮は信号を発し、脊髄に連絡します。
脊髄というのは、背骨の中を通る、神経が集まっているところです。
キャッチした神経が皮膚や筋肉の状態を変化させます。
脊髄でUターンして変化させるので、それを脊髄反射と言います。
反射とは無意識に起こることを言います。
無意識に作り出されるものなので、そこには嘘がありません。
ときには、自覚症状とは異なる場合もあります。
脳は錯覚を起こすことがあります。
しかし、反射には錯覚がないのです。
そこにはあなたの体が確実に現れています。
見えないはずの、あなたの体が治そうとして発するSOSが、そこにはあります。
そのSOSを生理学、神経学に基づく考えにより解読していくのが反応点治療です。
これを読んでくださっているあなたへ
「脊髄反射」…
なじみのない言葉や神経のお話ですが、イメージしていただくことができたでしょうか。
体からのSOSを理解して、どうすればいいのかを知っていきましょう。
あきらめないで。
改善の方法はきっとあります。