ダイエット3(タンパク質不足かも?2)

小麦粉と乳製品を食べなくなったことがきっかけとなって、結果的に体重が落ちてサイズダウンし、数年来の望みが叶ったのですが、単に小麦粉と乳製品をやめればいいというわけではありません。

一足飛びに話を進める前に、「その不調はタンパク質不足かも?」というお話の続きです。

現代人はタンパク質をしっかり消化吸収できないことで、いろんな不調を引き起こしているそうです。

下痢、軟便、胃もたれ、膨満感、ガスが多い、便秘、便やガスの臭いが強い、油っぽいものが苦手になった、お腹が張る、肉があまり食べられないなどお腹の状態がいつも思わしくない。

という場合、肉などのタンパク質を消化するために必要な、消化酵素を胆汁酸が足りていないかもしれません。この消化酵素と胆汁酸の原料になるのがタンパク質です。つまり、タンパク質を消化吸収するには体内に十分なたんぱく質が必要で、足りていない人が無理にタンパク質を食べてもちゃんと吸収できず、お腹の調子を崩してしまうことになるようです。

タンパク質はたくさんのアミノ酸とつながってできています。消化酵素がタンパク質をアミノ酸レベルにまで分解し、胆汁酸が脂質を乳化します。不足しているとタンパク質がうまく消化吸収できず消化不良になり、さまざまな不快症状を引き起こしてしまうそうです。

金津里佳さん著「9割が間違っているたんぱく質の摂り方」から

芦屋美和鍼灸院 院長 薗部智代美

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